- 副業として在宅ライターをやってみたいけれど、未経験だから最初の始め方が分からない
- ライティング業務の収入目安はどれ位なのか
- ライティングスキルを上げるためには何をすれば良いのか
なんて方は必見!
この記事を最後まで読めば、すぐにでも副業として在宅でWEBライティングで収入を得られる状態になれます。
今は「やり方が分からないから働き始められない」なんて思っていても、いざ具体的な仕事の進め方を理解してしまえば、収入を得られるのは意外とあっという間です。
なお、この記事で解説する「実際に在宅ライターとしての仕事を受注するまでのおすすめ手順」は以下の通りです。
在宅ライターが初仕事を受注する手順
- WEBライティング初心者が仕事するために必要なコト&モノを知る
- 副業在宅WEBライターの収入目安を知る
- 在宅ライター未経験者が仕事を受注するための方法を知る
- 未経験者の心構えを知る
- ライティングの仕事のメリットを知る
- ライターの仕事の先にあるブログ運営という副業を知る
- 仕事を進める上で気を付けるべき事を知る
- 実際に仕事を受注してみる
以降、これら詳細を順番に確認していきましょう!
この記事の目次(クリックで遷移)
手順①:WEBライティング初心者が仕事するために必要となるものを知る
必要なことは実際、そんなに多くない&全くハードルの高いような内容ではありません。
大きく以下3種類に分けて順に見ていきましょう。
- 必要なスキル
- 必要な投資
- 必要な道具
必要なスキル
在宅ライターを始めるにあたり、特殊なスキルは一切必要ありません。
ただし、向いている人とそうでない人がいるというのは事実です。
誰でもできるとは言え、「できる」ことと「楽しく上手にできる」ことは異なるのです。
なお私の経験上、後者に該当するのは以下のような人だと考えています。
楽しく上手にライティングできる人の傾向
- ブラインドタッチが早い
- 文章を書くのが好き
- 知的好奇心が強い
ブラインドタッチが早い
ライターは大量の文章を扱うため、ブラインドタッチをストレスなく行うことができるかどうかという観点は重要です。
専業主婦でこれまであまりPCを扱ったことがない人などは、ここでハードルを感じる人もいるかもしれませんが、普段からPCの扱いに慣れているなら特に問題は無いでしょう。
なお詳しくは後述しますが、ライターの仕事は時給で収入を得るのではなく、基本的にはライティングした文字数に応じた成果報酬型で収入を得ることになります。
そのため、素早く文字入力を行うことができるということは、時給換算した場合の収入の高低にも大きく影響するのです。
スマホのフリック入力はいくら早くてもPCキーボードのタイピングに勝てるはずもありません。
そのため、もしスマホでライティングをしようと考えている方がいるなら、スマホではなくPCのタイピングスキルを磨くことから始めましょう。
文章を書くのが好き
ライティングは何かを見ながらではなく、自分で考えながら文章を書く必要があります。
そのため、そもそも文章を書くこと自体が好きであることが望ましいです。
facebookやtwitter等で文章を書いて、他人に理解してもらうことに快感を覚えたことはないでしょうか?
その感覚が重要です。
自分の考えをまとめ、文字に書き起こし、他人に伝えるまでの一連の作業が苦にならない程度に好きであれば問題ありません。
知的好奇心が強い
ライターとして仕事をしていると、自分が得意ではないジャンルや知識をあまり持っていないジャンルの記事を書くケースも出てきます。
こういった時には、当然自分でリサーチをしながら記事を執筆していきます。
この際、知的好奇心が強い人は「新しい知識を得ることができる!」と前向きに作業をすることができるのですが、そもそも勉強が嫌いだったりする人は非常に苦痛ですよね。
いっその事、得意ジャンルの仕事しか引き受けないというのも十分アリな解決方法です。
ただし、なるべく広いジャンルにおいて仕事を受けていくためにはこうした情報のインプットは必要不可欠なのです。
あまり得意でないジャンルの案件こそ、仕事を終えた時に得られるスキルアップの幅も大きくなりますので、可能な範囲で積極的に受けていけると仕事の幅も広がります。
必要な投資
投資は一切必要ありません。
しいて言うなら、ライティングスキルをアップするための勉強に関する本などへの投資があると良い程度です。
また、もしもパソコンを持っていないようであれば必ず購入してください。
必要な道具
道具はパソコンがあれば十分です。
ソフトとしてはMicrosoftのWordやExcelを使うことがある程度ですので、多くの方は問題ないかと思います。
前述の通り、スマホでは業務効率が非常に悪いので、使うにしてもアイデアを書き留めておく程度とし、実際の業務はパソコンを使って行うようにしましょう。
手順②:副業在宅WEBライターの収入目安を知る
具体的な収入の目安
詳細は後述しますが結論から言ってしまうと、一般的なライターの収入を無理やり時給換算した場合、250円~4,000円程度になります。
ただし、そもそも在宅ライターの収入は時給ではなく、「執筆文字数×文字数あたりの報酬単価」で決まります。
いくら10時間働いたとしても、文字単価0.3円の仕事で10,000文字の執筆であれば、得られる収入は3,000円(時給300円)にしかならないということですね。
一方、2時間の労働であったとしても、文字単価2円で4,000文字執筆したのであれば、得られる収入は8,000円(時給4,000円)にもなるのです。
実際の執筆量と報酬単価に応じて、いかに収入が大きく変動するかがお分かりいただけると思います。
ちなみに、この記事はここまでで約2350文字ですので、分量の目安としてお考え下さい。
初心者は執筆できる文字数も得られる報酬単価も当然少ない状態からのスタートとなるため、最初から大きく稼ぐのは難しいのですが、スキルと実績が上がるにつれ、収入も上がってくるイメージですね。
また、以下のような相場観を持っておくと良いでしょう。
記事のジャンルや業界などによっても異なってくるため、あくまで目安としてお考え下さい。
記事執筆の経験 | 1文字あたりの単価相場目安 |
1~10記事 | 0.3~0.5円 |
10~50記事 | 0.5円~1円 |
50~100記事 | 1~1.5円 |
100記事以上 | 2円以上 |
ここで、実際に副業でライターの仕事をやる際に、現実的にはどの程度の収入を得ることができるのか考えてみましょう。
あくまで本業をやりながら、もしくは家事の合間に執筆するのであれば、1日あたりの作業時間は平均で2時間が限度といったところでしょうか。
また執筆内容にもよりますが、完全な初心者は1時間500文字程度からのスタートになると思います。
つまり、初心者が1日に執筆できる文字数は500文字/時間×2時間で1,000文字、月間で換算すると30,000文字です。
仮に文字単価が0.5円だったとすると、0.5円/文字×30,000文字で月収15,000円ですね。
月間作業時間は2時間/日×30日で60時間だとすると、時給換算して250円。
はっきり言って安いですね。
でもご心配なく、これはあくまで初心者の最低ラインの話です。
ジャンルにもよりますが、スキルを積んで行けば、早い人で1時間2000文字程度の執筆も可能となります。
この場合、1日2時間ライティングすれば月間で2,000文字/時×2時間×30日で、1カ月当たり120,000文字が生産できます。
仮に文字単価が2円だったとすると、2円/文字×120,000文字で240,000円が月収です。
時給換算すると240,000円÷60時間で4,000円であり、なかなか良い数字です。
プロのライターともなると文字単価10円以上なんてケースも聞きますので、本当にピンキリの世界ですね。
まとめると、ライティングの仕事は最初は執筆が遅い&文字単価が安いという要因からなかなか多くの金額は稼ぎづらいですが、熟練者は執筆スキル&文字単価が高くなるという2つの理由から収入も大きく増加することになります。
収入アップのコツ
これまでの話を読んでいてお分かりかと思いますが、収入アップのためには以下2要因がカギを握ります。
ライターの収入を大きく左右する2要因
- ライティング速度のアップ
- 文字単価のアップ
ライティング速度をアップさせる方法
裏技はありません。
とにかくライターとしての経験を積むことです。
そのために重要なのは「まずとにかく案件を受注して仕事に取り組んでみる」ということです。
詳しくは後程説明しますが、ライティングの仕事には初心者用案件というものが存在し、ライティング方法のマニュアルを用意してくれるようなケースもあります。
こういった案件は文字単価が安めですが、初心者がお金を得ながらも勉強ができる案件だと言えます。
まずは初心者用案件を上手に活用しながら、スキルアップを目指していきましょう。
文字単価のアップ
実際に案件をこなし、スキルと実績が認められるにつれ、文字単価の高めの案件を受注できるようになります。
また、案件をこなす中でクライアントに気に入ってもらえれば、こちらの方から単価交渉をしてみるのも良いでしょう。
クライアントとしては、ライティングスキルの不明な初心者に仕事を任せるよりも、実際に仕事をやってもらったことのある人に依頼した方が各種リスクや説明の手間が省けるため、メリットがあります。
そのため、単価交渉をしつつ特定のクライアントと長い付き合いをするということは、お互いにとってメリットがあるのです。
最初は文字単価0.5円の案件であったとしても、初心者でもスキルと交渉次第では1円以上で依頼してくれることもあるので、クライアントとの関係性に応じて積極的に交渉してみましょう。
手順③:在宅ライター未経験者が仕事を受注するための方法を知る
クラウドソーシングサイトを利用して自ら案件を探すことが必要です。
なお、正社員希望であれば求人サイトで探すという選択肢がありますが、あくまで副業在宅ライターであればクラウドソーシングサイトの利用がおすすめです。
クラウドソーシングサイトの有名どころとしては、CrowdWorksとランサーズがあります。
両サイトは執筆対象となる記事のジャンルも多岐に及んでいますが、ライティング案件の数としてはCrowdWorksの方が多めですね。
ここで案件についてゴチャゴチャ書くよりも、百聞は一見に如かずです。
まずはクラウドソーシングサイトの実案件を複数見て、相場観や具体的なイメージをつかんでください。
手順④:未経験者の心構えを知る
未経験者はとにかく最初の1案件を受注して仕事をやってみる事にハードルを感じがちですが、実際やってみれば何てことはありません。
仕事を受注したことがないライティング未経験者は以下のようなことを考えてしまうのではないでしょうか?
未経験者が気にしてしまいがちなこと
- 未経験者がいきなり案件に応募して問題ないのかな?
- やってみてうまく記事が書けなかったらどうしよう。。。
でも、はっきり言ってこんなこと一切気にする必要はありません。
あなたは未経験者なんです。
言い方はアレですが、そもそもあなたはあなたが思うほどクライアントに期待されていませんから、安心してください。
前述の通り、未経験者には未経験者用の案件というものが存在します。
そういった案件は文字単価0.5円前後であることが多く、クライアントもあまり質を期待しないからこそ低単価で案件を出しています。
記事にも色々あって、質が重要視される記事と、とにかく低価格で発注して文字数を稼ぐための記事があります。
初心者はクラウドソーシングサイトであえて後者の低価格案件を狙ってください。
クライアント側もこういった案件は初心者が受注するものと、ちゃんと認識しています。
このような案件を数件こなせば、ライティングのコツが少しづつ見えてくると同時に、案件受注実績が積みあがっていきます。
クラウドソーシングサイトでは、クライアントが案件応募者の過去の受注実績や評価を見ることができるため、過去実績があることが未来の案件受注の可能性をアップさせることに繋がります。
収入を上げるために必要となる前述の「ライティング速度のアップ」にしろ「文字単価のアップ」にしろ、とにかく受注実績が無ければ話は始まりません。
低単価案件であればクライアントから評価を得るためのハードルも低いですし、案件受注の確度が高いため件数もこなしやすいため、未経験者は臆することなくチャレンジしていきましょう。
手順⑥:ライティングの仕事のメリットを知る
副業収入を得られること以外にもこんなメリットがあるんです。
ライティングの仕事のメリット
- 在宅なので土日や隙間時間を活用できる
- 本業のスキルアップに繋がる
- 経費を確定申告することで税金を軽減できる
在宅なので土日や隙間時間を活用できる
副業にも色々ありますが、在宅でできるというのは大きなメリットの一つです。
在宅であれば生活の中の隙間時間で仕事をすることが可能です。
また、仕事をしたくないときはしないという選択肢もあります。
その辺の自由度は時給ではなく、成果報酬で稼ぐというライティング業務ならではの特性であると言えますね。
スケジュール管理はあなた次第なので、納期に遅れない範囲内で好きな時間に仕事をやってください。
本業のスキルアップに繋がる
ライティングスキルを鍛えれば、本業でのプレゼン資料作成や仕事へ応募する際のエントリーシート作成等、様々な場面で活用することができます。
ライティングとはすなわち情報整理とアウトプットの業務であり、これは様々な仕事で必要となる能力です。
例えば、デキるサラリーマンはプレゼン資料を作成する時に、以下のようなことを気にします。
プレゼン資料作成時に気にすること
- そもそもプレゼンで何を伝えたいのか
- 説明に説得力を与えるために具体的な数値データを盛り込まれているか
- 結論から話をして聞き手が迷子にならないようにする
- 競合他社との差別化要素は何か
- このプレゼンは聞く人にどんな価値を与えられるか などなど
実は、ライティング業務で気にすべきことはこれとソックリなんです。
こういったことを意識しながら記事を執筆することで、情報整理能力と分かりやすい説明をするためのスキルが向上し、本業にも良い影響を与えることは請け合いです。
経費を確定申告することで税金を軽減できる
ライター業務でかかった経費は確定申告することで、一部が現金で返ってきます。
サラリーマン等で本業だけやっていると、「経費」の事なんて考えないですよね。
それもそのはず、サラリーマンなどの給与所得者には給与所得控除というあらかじめ認められた経費のようなものがあるので、その他経費なんて認められないからです。
ただし、副業で発生した経費であれば話は別です。
副業をするにあたってかかった以下のようなお金は経費として確定申告することで、節税が可能なのです。
ライター副業で確定申告できる経費
- 通信費(固定回線やスマホ)
- 電気代
- 交通費
- パソコンの購入費用 など
もちろん、ちゃんとライターの副業をするにあたって必要になったお金であるという「名目」は必要です。
本業での収入によりますが、申請した経費の1~4割程度は現金として戻ってくるので、中には節税目的でライターなどの副業をやる人もいる程です。
節度は必要ですが、この経費の確定申告による節税メリットは大きいですよね。
手順⑦:ライターの仕事の先にあるブログ運営という副業を知る
ライティング業務をうまくこなせるようになれば、自分自身でアフィリエイトブログ等のメディアを作成し、そこで収益を得るという副業の選択肢も生まれてきます。
アフィリエイトブログで収益を得るためには、ブログ等で特定の商品を紹介し、ブログを見たユーザーが実際に商品を買ってくれるという前提が必要です。
アフィリエイトの仕組みを使えば、その商品の販売者が得る収益の一部がブログ運営者に現金還元されるため、収益に繋がるのです。
ブログ運営にはライティングとはまた異なるスキルや知識も必要となってきますが、一番重要なのはブログで発信する記事の質です。
ライターとしてスキルを高めたのであれば、記事の質についてはある程度担保できると思いますので、ブログ運営のファーストステップは既にクリアしていると言えます。
手順⑧:仕事を進める上で気を付けるべき事を知る
納期や本数記事執筆の納期や本数はしっかりと守りましょう。
いくら在宅ワークだからと言って、適当な仕事をしているとクライアントからの信頼を失います。
クラウドソーシングサイトには複数の案件がありますが、高単価な案件を受注するためにはこの「信頼」が大きなキーワードになるのです。
「信頼」を育てて、大きな案件につなげることが重要と理解しましょう。
その辺が適当なライターは意外と多いので、記事の質はともかく、納期や本数などの約束事をきちんと守ることだけでも、最低限の信頼は得ることができます。
手順⑨:実際に仕事を受注してみる
在宅ライターとしてデビューするための知識は揃いましたね。
さぁ、もう言い訳はできません。実践あるのみです。
ライターとして副業収入を得たいのであれば、とにかく小さい案件でもよいので実際に仕事をしてみることがスタートになります。
まずは、CrowdWorksやランサーズで実際の案件を見つつ、今すぐ一歩を踏み出しましょう!